セキチク Dianthus chinensis.
写真 セキチク
撮影時期 2005.5.15
栽培状況 秋播き後、庭植え
ナデシコ科
ダイアンサス属
秋まき一年草、多年草
ダイアンサス
中国
庭植え、鉢植え
4〜5月
【花の印象】
 元々は中国原産で、ヨーロッパで改良されたものです。「石竹」と書きますが、葉が竹の感じに似ているところから名前が付いたものと思われます。同じ仲間のカーネーションの葉によく似ています。
 最近はセキチクとナデシコの種間雑種もできているので区分けが難しくなってきましたが、写真は。「サカタのタネ」の五寸セキチクを播いたものです。
【花の特徴と性質】

 草丈は三寸セキチクと呼ばれる10p足らずの品種群と、五寸セキチクと呼ばれる一回り大きめの品種群がありますが、ともに小型で、花壇は勿論、鉢やプランターに植えるのに適しています。


 花色は、白、桃、濃桃、赤、赤紫などがありますが、花色の鮮やかなものが多く、満開のときは株を覆うように咲くのですばらしい景観をつくります。

 
 耐寒性は強いので、暖地では霜除けなしで冬を越すことができます。

【主な種類と品種】
日の丸 白地に中心が赤の二色咲きの品種です。(サ)
ファイアーカーペット 5寸セキチクで緋紅色の品種です。(タ)
スノーファイア これも5寸セキチクで白地に中心が赤の品種です。(タ)
【栽培のポイント】

 種から苗を作るのが簡単ですから、この花をつくろうとするなら、是非種から育ててみてください。
 種は9月になって播きます。本葉が、2〜3枚の頃仮植えし、11月上旬までに定植します。
 

 日当たりがよいところを選びます。
 普通の庭土でよく育ちますが、植え付け前に苦土石灰で酸性土壌を中和しておきます。


 株間を20p程度とって植えつけます。


 宿根性なので、梅雨の頃、新芽を採って挿し芽をすれば、容易に発根します。夏、涼しいところで管理し、秋に定植すれば、翌年も花を見ることができます。 


 肥料は控えめにし、緩効性の化成肥料を元肥として施せば、やせ地でない限りあまり必要ではありません。逆に肥料が効きすぎると花付きが悪くなります。


 病害虫は、アブラムシやヨトウムシが発生することがありますので注意します。