スカシユリ Lilium maculatum
写真 スカシユリ
撮影時期 2001.6.24
撮影場所 ユリ園にて
ユリ科
ユリ属
秋植え球根
アジアティックハイブリッド
日本、朝鮮他
庭植え、鉢植え
6月
【花の印象】
 スカシユリは、もともとは江戸時代にエゾスカシユリとイワトユリを主として交雑育成された品種です。花が美しく、丈夫であることからたくさんの園芸品種がつくられており、オリエンタル系と人気を二分すると言えるのではないでしょうか。アジアティックハイブリッドと呼ばれることもあります。
 なお、スカシユリの名前の由来は、花びらの間が透いていることからきています。
【花の特徴と性質】


 60〜80p程度です。


 花径は10p前後で、上向き咲きがスカシユリの特徴です。花色は多彩で、白、黄、ピンク、赤の各色の他覆輪品種もあります。

 
 耐寒性、耐暑性があり、丈夫です。

【主な種類と品種】
コネチカットキング  黄色系の代表的な品種で、明るい花色に人気があります。
紅姿  新潟県で作出された朱赤のスカシユリで、赤系の人気品種です。
マジェント  ソフトピンクのやさしい色合いの品種です。
ローリポップ  白花で花弁の先がピンクになる人気品種です。
【育て方と栽培のポイント】

 10月〜11月が植えつけの適期です。ユリの球根は乾燥を嫌いますので入手したらすぐに植えつけます。
 また、ユリは、球根から出た茎の土中部分にある根が栄養分を吸収するので、かなり深植えにする必要があります。
 目安としては球根の4〜5倍ほどにします。 


 スカシユリは日当たりのよいところを好みます。日照不足では満足な結果が得られません。


 球根の大きさの3倍程度を目安にします。


 植え替えは3年に1回くらい10〜11月に行います。掘り上げて分球したら、すぐに植えつけます。


 3月に緩効性肥料を1uあたり200〜300gほど与えます。


 アブラムシがつきやすいので、早めに駆除します。アブラムシはユリの大敵であるモザイク病を媒介するので、特に注意が必要です。
 モザイク病は薬剤が効きませんので、発生した株は処分するしか方法はありません。