ストック Matthiola incana.
写真 ストック
撮影時期 2006.2.26
栽培状況 苗購入後、庭植え
アブラナ科
マッティオラ属
秋まき一年草
アラセイトウ
南ヨーロッパ
庭植え、鉢植え
12〜5月
【花の印象】
 八重咲きのストックは本当に豪華で美しいものですが、冬の防寒が必要なので、タネから育てる人がやや少ないように思います。
 ただし、暖地の場合、露地植えしてビニールトンネルで保護すれば、冬の寒さも大丈夫です。
【花の特徴と性質】

 矮性種は20p程度、高性種になると1〜1.3mになります。


 芳香のある花を花穂にたくさん付けます。タネを播くと一重と八重の花が出ますが、一般にはボリュームのある八重咲きの花が好まれます。 
 また、枝分かれするタイプと、枝分かれせずに主茎が伸びるタイプに分かれます。切り花では無分枝系が栽培されます。
 色は、白、桃、赤、紫などです。

 
 耐寒性が弱いので、暖地以外は露地植えは困難です。

【主な種類と品種】
キスミーシリーズ 草丈が15〜20pの矮性品種で、各色がそろっています。(タ)
ピグミーシリーズ 草丈が15〜25pの矮性種で、分枝系です。(タ)
クリスマス系 無分枝系性の品種で主に切り花用に栽培されています。
カルテットシリーズ 分枝性の品種です。(サ)
【育て方と栽培のポイント】

 一般には、9月上旬〜下旬に播きます。本葉4〜5枚で定植し、冬季は、ビニールトンネルなどで霜よけをする必要があります。
 また、極早生種を7月中旬〜下旬に播いて、年内に花を楽しむ方法もありますが、夏の育苗が難しいと思います。
 タネを播いた経験では、早く播いた場合はやはり育苗が難しく、ポットに直接播いて育苗してから定植した方が植え傷みが少なく、よい結果が得られました。
 プランターや鉢の場合は、年内〜春先に花付きの苗が売られていますので、これを植えつけて楽しむことができます。


 日当たり、水はけのよいところに植えつけます。


 無分枝系で10〜15p、分枝系で15〜20p程度とします。


 一重咲と八重咲の見分け方ですが、子葉が大きく、本葉に切れ込みがあるのが八重咲きです。反対に一重咲きの子葉には切れ込みがありません。
 高性種は、草丈が50p程度になってきたら、支柱を立てて倒れないようにします。


 緩効性化成肥料を1uにつき100g程度与えます。


 アブラムシが付くことがあります。