シャクヤク(芍薬) Paeonia lactiflora.
写真 シャクヤク
撮影時期 2001.4.28
撮影場所 芸西村にて
ボタン科
ボタン属
耐寒性宿根草
エビスグサ
中国北部〜朝鮮北部
庭植え
4〜5月
【花の印象】
 シャクヤクは、宿根草のなかでも花の豪華さにかけては他に並ぶものがありません。そのうえ、栽培は容易ですから、言うことなしです。
 品種も多く、栽培できる広さが限られていると本当にどれにするか悩んでしまいます。私も狭い庭にサラベルナールを植えています。 
【花の特徴と性質】

 80p〜1m程度になります。


 花径は20pにもなり、すばらしく豪華です。花色は、白、桃、赤が一般的ですが黄の品種もあります。花形は、一重、八重、万重など様々なタイプがあります。

 
 原産地からもわかるように、耐寒性が強く、夏の高温多湿をきらいますので、西南暖地よりも北日本での栽培に適しています。
 もっとも、暖地でも十分に花を楽しむことができます。

【主な種類と品種】
 シャクヤクは、たくさんの品種がありますので種苗会社のカタログなどで気に入った品種を購入することができます。
【育て方と栽培のポイント】

 鉢植えは管理が難しいので、一般には花壇に植えつけます。適期は10月〜11月上旬で、芽が5p程度かくれる深さにします。
 春植えはその後の生育があまりよくないので、やむを得ない場合を除き避けるようにします。
 

 日当たりと水はけのよい場所を選びます。


 60〜80p程度の間隔とします。


 ひとつの花茎に1花だけ咲かすようにし、一番大きな蕾を残し、他は取り除きます。花後は、花がらを早めに摘み取ります。
 花が大きく、開花時に倒れやすいので、支柱をたててやります。
 植え替えは4〜5年に1回、10月に行います。春に株分けするとよくありませんので、必ず秋に行うようにします。
 株分けの際、あまり細かく分けずに、3〜4芽ほどに分けます。


 シャクヤクは多肥を好みますので、植え付けのときに堆肥を十分にすき込むとともに、化成肥料を2握りほど混ぜておきます。
 また、花後、化成肥料を50g程度与えます。


 灰色カビ病にかかりやすいので、開花直後にベンレートなどを散布しておきます。