クリスマスローズ Helleborus
写真 クリスマスローズ オリエンタリス
撮影時期 2009.3.1
栽培状況 鉢植え
キンポウゲ科
ヘレボラス属
耐寒性宿根草
ヘレボルス
ヨーロッパ中、南部
庭植え、鉢植え
12〜4月
【花の印象】
 いつの頃からなのか、クリスマスローズの人気が急に出てきて、最近の種苗会社のカタログを見てもたくさんの品種が出ています。特に、最近は八重咲きのものを多く見かけます。
 クリスマスローズという名前ですが、一般に栽培されているオリエンタリスは、開花が2〜3月頃になります。栽培が容易で、戸外で栽培しても花の少ない時期に咲いてくれます。
 また、花自体に何ともいえない魅力があるので、この花にのめり込んでしまう人の気持ちもわかるような気がします。
【花の特徴と性質】
 本当のクリスマスローズというのは、ヘレボルス・ニゲル種のことのようですが、暑さに弱いこともあって、現在栽培されているものは、レンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)といわれる系統が中心になっています。


 30p前後です。


 ニゲル種はほとんどが白花で、一茎に1〜2花付けますが、オリエンタリスは白、桃、紫、紅などの花色があり、一茎に数花咲かせます。花径は、だいたい6p内外で、一重咲きがほとんどですが、最近は八重咲きの品種も多く出回るようになりました。
 

 
 耐寒性はたいへん強いですが、耐暑性がやや弱く、夏の暑さと乾燥を避ける必要があります。

【主な種類と品種】
ヘレボルス・ニゲル種  中、南ヨーロッパに自生し、1〜2月に開花する本当のクリスマスローズ。花は白色。葉に鋸歯がほとんどありません。
 耐暑性が弱いので、暖地での栽培には向いていません。
ヘレボルス・オリエンタリス  東南アジアに分布し、2〜4月に開花します。歯に鋸歯があります。ニゲル種より耐暑性があり、丈夫で育てやすいので、一般に売られているクリスマスローズは、ほとんどがオリエンタリスの方です。
【栽培のポイント】
 暑さと乾燥に気を付ければ、丈夫で育てやすい宿根草です。


 冬から春先に苗が販売されていますので、これを買って植えつけます。
 

 乾燥地を避けて、有機質に富んだ半日陰に植えます。鉢植えの場合は、秋から春は日当たりの良いところに、夏場は日陰の涼しいところに置きます。


 何株も植える場合は、20〜30pの間隔にします。


 数年間は植えっぱなしにします。株分けするときは、花が終わればすぐ行います。このとき、あまり細かく分けず、2〜3分割して、植えつけます。その他、秋にも植え替えできます。
 暑さに弱いので、夏は敷きわらをして地温の上昇を防ぐようにします。


 植え付け時に堆肥や腐葉土を混ぜ込きます。油カスや化成肥料を多用すると花付きが悪くなるので控えめにします。


 特に被害を与えるようなものはありません。