カスミソウ(霞草) Gypsophila elegans
写真 宿根カスミソウ
撮影時期 2005.6.11
栽培状況 庭植え
ナデシコ科
ジプソフィラ属
耐寒性多年草、1年草
ベイビーズブレス
(英名)
ヨーロッパ
中央アジア
庭植え、鉢植え
6〜8月
【花の印象】
 カスミソウには宿根草と1年草があり、1年草のものはコーカサス地方原産、宿根草は地中海原産です。切り花に使われているのは宿根カスミソウです。一般には宿根草には宿根カスミソウという名前が付いていますので、何もないのは1年草と考えて間違いないと思います。
 切り花でよく使われ、そのせいで何か脇役の花と考えられがちですが、カスミソウだけでも、十分に存在感があります。
【花の特徴と性質】

 宿根草は1m前後、1年草は20〜80pほどです。


 茎がよく分枝し、枝先に名前のとおり霞のように無数の小さな花をつけます。花色は白が多いですが、そのほかにピンクがあります。

 
 寒さや乾燥には強いですが、高温多湿が苦手なようです。宿根カスミソウを露地植えにしてあったところ夏になるといつの間にかなくなってしまいました。

【主な種類と品種】
コべントガーデンマーケット  1年草の中では代表的な品種です。草丈80〜100p、花径1pほどの白花を無数に咲かせます。
ホワイトジャイアント コベントガーデンより一回り大輪の白花です。
スノーフレーク 宿根性で八重咲きの小さな花を咲かせます。花色は白
ガーデンブライト 草丈20〜30pの矮性でピンクの小さな花を咲かせます。
ジプシー ガーデンブライトより花色の濃い品種です。
【栽培のポイント】

 タネから育てる場合は、暖地では秋まき、寒冷地では春まきにします。
 園芸店には、春にポット苗で売られていますので、これを買って植え付けると手軽に楽しめます。
 

 日当たりと水はけのよいところを好みます。また、酸性土壌を嫌いますので、植えつけ前に苦土石灰をまいて耕しておきます。


 株張りがよいので25〜30pほどと広く取ります。


 過湿にすると立ち枯れ病が発生しやすくなります。
 草丈の高くなる品種の場合、生育に応じて摘芯を繰り返して枝数を多くし、こんもりとなるように仕立てます。また、株が倒伏しないよう支柱を立ててやります。花後、切り戻しをすると秋に又花を楽しむことができます。
 宿根草の方は、3〜4年は植えっぱなしでかまいません。
 宿根カスミソウの繁殖は挿し芽ができます。適期は5〜6月です。枝の先端を7〜8cmの長さに切り取って挿し木します。


 庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。鉢植えの宿根草の場合は、春と秋に緩効性の肥料を与えれます。


 アブラムシやウドンコ病が発生することがあります。