カンパニュラ Campanula spp.
写真 カンパニュラ 「ホシギキョウ」
撮影時期 2005.5.14
栽培状況 鉢植え
キキョウ科
カンバニュラ属
宿根草、1、2年草
ツリガネソウ
北半球の温帯地方
庭植え、鉢植え
5〜7月
【花の印象】
 カンパニュラは大家族で、しかも花が美しく、個性にあふれています。全般に暑さに弱いですが、高知の夏の暑さも乗り切る種類もたくさんあります。
 なお、フウリンソウ、オトメギキョウ、モモバキキョウ、ヤツシロソウ、ホタルブクロは別に取り上げていますので、そちらを参照してください。
【花の特徴と性質】
 カンバニュラには背丈ほどになる種類から、オトメギキョウのように小型の種類までたいへんバリエーションに富んでいます。

 
 (主な種類と品種を参照してください。)


 (主な種類と品種を参照してください。)

 
 種類によって異なりますが、耐寒性は強いものの、全体的に耐暑性はあまり強くありません。ただし、一般に出回っている品種は耐暑性も比較的強くなっています。

【主な種類と品種】
メディウム
(フウリンソウ)
 園芸種の中では昔からよく栽培されている大輪系の種類です。
 二年草で草丈60〜100pになります。花色は、白、ピンク、青紫などで大型の鐘型の花を咲かせます。最近は、秋播きで春に開花する品種が出ています。
ラクチフローラ  草丈が1.5mになる高性の多年草で、白、淡青色、濃青紫などの花を咲かせます。(写真下)
パーシシフォーリア
モモバキキョウ
 高さ50〜100pほどになる宿根草です。耐寒性は強いですが、耐暑性がやや弱く、どちらかというと寒冷地向きです。
 グロメラータ
(ヤツシロソウ)
 日本に自生しています。草丈40〜80pほどで、リンドウに似た濃い紫色の花を咲かせます。
プンクタータ
(ホタルブクロ)
 日本中に広く分布している宿根草です。花は筒型で下向きに咲きます。草丈は30〜80pほどになります。 
ポルテンシュラギアナ
(ベルフラワー)
 宿根草で、草丈10〜15pほどの青紫の花を咲かせます。花は花径1pほどの小輪ですが、非常に多花性で、株を覆うように咲きます。オトメギキョウという名前で売られていることもあります。
フラギリス  この品種も、非常に多花性で、花茎が垂れ下がって咲くので、吊り鉢として利用されています。
【栽培のポイント】

 通常、春に花の咲いた株が出回っていますので、これを買って育てますが、鉢が小さいときには大きめの鉢に植え替えます。
 また、秋に苗を花壇などに植え付けます。
 

 一般には、日当たりと水はけのよいところを好みます。
 ただし、全体に耐暑性がやや弱いので、日射しが強い夏は半日陰になるところが適しています。


 夏の間、1日中日の当たるところは寒冷紗などをかけます。また、鉢植えは、半日陰で管理します。
 宿根性のものは、秋に株分けをします。
 

 植え付け時に緩効性の肥料を与え、後は生育期間中に液肥を与えます。


 ハダニがつくことがあります。