オダマキ Aquilegia spp.
写真 セイヨウオダマキ 「オリガミミックス」
撮影時期 2006.6.10
栽培状況 秋播き後、庭植え
キンポウゲ科
オダマキ属
耐寒性宿根草
アキレギア
日本など温帯アジア中部ヨーロッパ、北アメリカ
庭植え、鉢植え
5〜7月
【花の印象】
 オダマキは、昔から庭や鉢で栽培されてきた花で、夏の高温多湿を避ければ栽培しやすい花です。最近は、より丈夫なセイヨウオダマキがよく作れています。 
 なお、オダマキの名の由来は、花の形が紡いだ糸を円くまいた糸巻きに似ていることによるものですが、実物を見たことがないのであまりピンときません。 
【花の特徴と性質】

 オダマキは25〜30p程度ですが、西洋オダマキは高性で45〜70pほどです。


 オダマキは、青紫の花を付けます。西洋オダマキはピンク、赤、青、紫などの花を下向きに咲かせます。また、西洋オダマキは一重咲きの他に八重咲きもあります。

 
 寒さに強いですが、高温多湿に弱いため、夏は日陰になるような場所を選びます。
 「マッカナジャイアント」を5月頃に播いて、6月に仮植えしたところ、半分以上は暑さで枯れてしまいましたが、無事に残ったものも20株程度ありましたので、10月に定植しました。
 残ったものは、定植後、順調に育っていますので、暖地でも何とか育てることができそうです。
 また、秋播きで翌春には開花する品種もありますので、こうした品種でしたら夏の暑さは問題になりません。

【主な種類と品種】
オダマキ 草丈25〜30pほどで、青紫の花で、花の先端が白くなっています 
マッカナジャイアント  草丈60〜80pのセイヨウオダキで、花径7〜8pの大きな花をつけます。マッカナという名前ですが、黄、桃色、赤、青、紫などの色があります。(写真下) 
ミュージック  草丈40〜60pで、花弁の内外が異なりコントラストのよい花が咲きます。 
オリガミミックス  草丈30〜40pの矮性種で、秋播きで翌春開花する品種です。(タ)
【栽培のポイント】

 宿根草ですが、株分けが難しいためタネから育てます。5〜6月に播いて、本葉3枚程度になったとき、ポットへ移植し、涼しいところで夏を越させます。発芽までに時間がかかるので、乾燥させないにします。
 発芽は良好です。定植は、9月下旬〜10月中旬に行います。
 オリガミミックスは、10月上旬に播き、本葉5〜6枚になった頃に定植します。
 

 日当たりがよくて、やや湿り気があり、夏は日陰になるところが最適です。
 私は午前中3時間程度日の当たるところに植えていますが、花も咲きますので、特に問題はないと思います。


 20〜25p程度の間隔とします。


 オダマキは、タネをつけやすいので、取ったタネを採り播きすることができます。播くときは1昼夜水につけてから播くと発芽がよくなります。


 1u当たり2握りほどの緩効性肥料を施します。
 西洋オダマキは、腐食質の多い肥沃なところで肥培管理をするとよい花を咲かせますので、堆肥や腐葉土を十分混ぜ込みます。


 ダニやアブラムシが発生することがあります。