アジサイ Hydrangea macrophylla.
写真 アジサイ
撮影時期 2006.6.4
撮影場所 野市町にて
ユキノシタ科
アジサイ属
落葉広葉低木
ハイドランジア
日本
庭植え、鉢植え
6〜7月
【花の印象】
 アジサイほど梅雨時に似合う花はありません。
 もともと水分を好む木なので、余計そうなのかもしれませんが、雨がしとしと降るときに、ひとりだけうれしそうに咲いているアジサイの花を見ると、少しくつろいだ気持ちになります。
【花の特徴と性質】
 たいへん丈夫で、剪定さえしてやれば後は手間いらずで、毎年きれいな花を咲かせます。病気や害虫も特にないので、管理が容易なことと、挿し木で簡単に苗ができるため、道路沿いなどにまとめて植えられ、あちこちに花の名所ができています。
 園芸種は、ガクアジサイから変化したもの言われております。シーボルトによって日本からヨーロッパに伝えられ、ベルギーやオランダで改良され、日本に逆輸入されました。ハイドランジアと呼ばれることがあります。


 庭植の場合は1〜1.5m程度になります。


 花色は、白、淡桃、桃、赤、青、青紫がありますが、最近では覆輪の美しい品種が出回っています。
 アジサイで大事なことは、本来の品種の色を出させてやることです。青系の品種は酸性土に、赤系の品種は弱アルカリ性の土壌にするとよいですが、園芸店に、それぞれの色にあった肥料が販売されていますので、これを施すのが簡単な方法です。 

 
 耐寒性、耐暑性とも強く丈夫です。

【主な種類と品種】
 たくさんの種類、品種がありますので、主な種類を少しだけ紹介します。
ハイドランジア  多くの園芸品種があり、シーズンになると園芸店でたくさん売られています。
カイワバアジサイ  白色八重咲きの花房がピラミッド状に盛り上がるように咲きます。花が咲くと重みで花房が垂れてきます。
ガクアジサイ  小さな花が中央部に集まり、周囲に中性の飾り花を持ちます。
ウズアジサイ  ガク片の中がくぼんでいるので、少し変わった形をしています。
【栽培のポイント】

 一般的には、園芸店などで好みの花色を確かめて鉢物を購入することが多いですが、庭におろす場合は、10〜11月頃におこないます。

 

 半日陰でも十分花をつけますが、本来は日当たりよく、水分の多いところを好みます。
 土質はあまり選びませんが、腐食質の多い肥沃な土が最適です。


 品種によりますが1〜1.5mの間隔とします。


 繁殖は、花を確認してから気に入った品種を挿し木で増やすことができます。水分を切らさなければ容易に発根します。
 また、毎年きれいな花を楽しむために、剪定は欠かすことのできない作業です。花の終わった後に行いますが、遅くなると花芽を切ってしまうことになり、翌年花が咲かないことになります。通常8月中に行えば安全です。


 庭植の場合は、花後に化成肥料をやるくらいで、あまり肥料を必要としません。
 鉢植えの場合は、花後、骨粉入りの発酵固形油粕や緩効性化成肥料などを与えます。


 特にありません。