アガパンサス Agapanthus africanus
写真 アガパンサス ”思いの空”
撮影時期 2006.7.1
栽培状況 庭植え
【科名・属名】
ユリ科
アガパンサス属
【園芸分類】
耐寒性宿根草
【別名】
ムラサキクンシラン
【原産地】
南アフリカ
【用途】
庭植え
【花期】
6月〜7月
【花の印象など】
 梅雨時に、ブルーの花をつけて心を和ませてくれます。道路沿いにも植栽されており、見かける機会が多い花です。可能であれば、何株もまとめて植えると花時は大変見ごたえがありますが、そうするためにはすこし広い面積が必要になります。
 丈夫な品種でもあり、公園などにもう少し植えられてもよいかと思います。
【花の特徴と性質】
 別名のとおり、クンシランによく似た葉の間から長い花茎を伸ばし、その先にブルーや紫色の花を房状に咲かせます。葉は肉厚で冬も常緑のものと、地上部が枯れてしまう品種があります。

草丈
 草丈は、80p〜1m程度のものが多く、鉢植えでは難しい気がします。ただ、矮性品種を選べば、大型のプランターを使って栽培できると思います。

花
 花色は、ブルーや紫系統が主で、梅雨時に似合う色です。他に白やピンクもあります。
 伸びた花茎の先にたくさんの小花が咲いて花房をつくります。大きいものになると、花房の径が20pほどになり見応えがあります。

耐寒性・耐暑性 
 耐寒性、耐暑性ともに強く、栽培はいたって容易です。

【主な種類と品種】
 常緑の半耐寒種と落葉性の耐寒種に分けることができます。
 ブルー系統や紫系統の品種が多いですが、白やピンクの品種も売られています。
 
【栽培のポイント】
 園芸店にはあまり出てこないように思います。気に入った品種を植えるなら、種苗会社のカタログの中から地堀り苗を購入することができます。

植えつけの時期
 秋又は春に植えつけますが、暖地では、秋に植える方が植え傷みがありません。
 
植え場所
 日当たり、水はけのよい場所に植えます。ただし、できれば夏の西日を遮れる場所が最適です。半日陰地でも、十分楽しめますが、日陰の時間が多いと花付きが悪くなります。
 水はけと日当たりのよい場所なら、特に土質は選びません。

株間
 大型種で30p×50p、小型種の場合は20p×20p程度の間隔をとります。詰めて植えると、株が混みあって、植え替えの間隔が短くなってしまいます。

管理
 立派な花を楽しむためには、一度植えたら数年間は植え替えをしないことが大切です。ただし、あまり長い期間そのままにしておくと、株が混みすぎてきて花立ちが悪くなりますので、5年ぐらいたったら、株分けして植え替えます。
 株分けの際、あまり細かく分けると、花が咲くまで長くかかりますので、苗をたくさんつくるとき以外は2〜3芽を付けて分けます。
 私の経験では、多少根が少ないかなと思う程度に細かく分けても、案外よく根付いてくれます。ただし、よい花が咲くまで長くかかります。

施肥
 緩効性肥料を春先と花後に与えます。

病気・害虫
 根は太くて、性質は非常に強く、病害虫もほとんど気にする必要はありません。